佐賀県唐津市の動物病院 かがみ動物病院

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フィラリア予防

病気・怪我・体調不良など、些細なことでもお気軽にご連絡ください。

犬のフィラリア症は動物病院で処方してもらったお薬を指示通りに与えることで予防できる病気です。
しかし、この簡単に予防できる病気のはずなのに、残念ながら唐津ではフィラリアで亡くなる犬があとを絶ちません。毎年、春先になるとかかりつけの動物病院からおハガキが届いたり、待合室にポスターが貼られたりして、オーナーの皆様には「フィラリア」という言葉は、とてもおなじみですよね。
フィラリア症は、薬を飲めば予防ができる。という事を知っている方は多いと思います。

実際、多くのペットオーナーさんにその必要性が浸透したおかげで、フィラリア症で命を落とすワンちゃんは近年、少なくはなってきています。しかし、唐津地区のフィラリア感染率は東京や福岡などの大都市に比べると驚異的な多さです。(都会の動物病院では、フィラリアを見たことがない先生が存在しますが、当院では年に10数頭フィラリアで亡くなる犬を見ます)

ちょっとした勘違いで、大切なワンちゃんの命を危険にさらさないため、正しい知識を持って、ワンちゃんをフィラリア症から守ってあげましょう。犬のフィラリア症は、正しく投薬すれば、確実に予防できる病気です。

猫のフィラリア

フィラリアは猫にも感染します

フィラリアは犬だけの病気ではありません。猫にもかかりますし、実は人間にもかかります。
猫はフィラリアにかかると咳や呼吸困難などの症状が出て、治療が困難です。しかも、犬のように検査法が確立しておらず、確定がとても難しいです。あまり知られていませんが、九州では4頭に1頭が猫もフィラリアにかかっていると言われています。

猫のフィラリア予防

猫のフィラリアの予防はノミの薬と一緒につけるだけでできる大変お手軽なものです。
ぜひ、猫のフィラリア予防も考えてあげてください。また、人間ではフィラリアは肺に寄生し、そのレントゲン像は肺がんと見分けがつきません。ということは、肺がんの切除のために不必要な手術をうけることとなります。フィラリアを周囲にはびこらせることは絶対許してはいけません。

フィラリアについて

フィラリアは発症すれば最悪の場合、死にいたる病気です。
ですが、予防すればほぼ100%防げる病気です。

フィラリア症とは、犬の体内にイヌフィラリア(和名:犬糸状虫)が入りこみ、成長した虫が最後の場所(最終寄生場所:心臓や肺の動脈)に住みついた結果、さまざまな形で犬の体調を悪くする病気です。この状態を「フィラリアに感染した」といいます。
犬の種類、年齢、体重やそのときの体調にかかわらず感染するリスクのある病気です。 完全に成熟したフィラリアは、長さ15~30cm程度の“そうめん”みたいな形をしています。多くの成虫はひっそりと暮らしていますが、長い時間を経て、肺の血管や心臓の内面を傷つけていきます。その結果、体中に血液を送り出す心臓や肺の働きが邪魔されてしまい、「乾いた咳をする」、「運動をいやがる」などの軽い症状から、腎臓や肝臓の働きまで影響が出ることで、より深刻な症状がみられるようになってきます。

ファイラリア感染の仕組み

STEP1

蚊が、フィラリアに感染しているイヌの血液を吸うとき、血液中の子虫(ミクロフィラリアといいます)を一緒に取り込みます。これにより、ミクロフィラリアは蚊の体内に入ります。

STEP2

ミクロフィラリアは、蚊の体内で2回脱皮すると、イヌへの感染能力を持った幼虫(感染幼虫といいます)になりますが、そのためには一定の気温が必要です。寒い冬の間、予防しなくてもよい期間があることは、このためです。

STEP3

感染幼虫は、蚊が血液を吸うときに使う“ストロー”状の場所(器官)に移動します。

STEP4

感染幼虫に寄生された蚊が犬に吸血するとき、その刺口から犬の体内にミクロフィラリアが入り込みます。この時点では、犬の体内に侵入しただけで、感染したことにはなりません。当然ながら、犬にまったく変化はありません。

ファイラリアの症状

フィラリア症になった犬の症状は、寄生してからの期間、寄生したフィラリアの数などで異なってきます。 一般的に、寄生数が少ない場合や病気の初期の場合はほとんど無症状ですので、見過ごしてしまいがちです。

病気が進行してくると、まず、気付くのは「咳」です。さらに、元気がなくなり散歩を嫌がったりするようになります。このときには既に心臓や肺の血管にダメージが出始めており、やがて肝臓や腎臓など体の主要な臓器にも影響をもたらすようになり、急激に痩せたり、お腹に水(腹水)がたまったりするようになります。最終的には死に至ります。

また、稀な例では、このような慢性経過を経ることなく、突然に真っ赤なおしっこ(血色素尿)を出して、その後約1週間で死んでしまう、恐いタイプの病気もあります(急性大静脈症候群)。

以下の様な症状が当てはまる場合はすぐにご来院ください。

ノミ・ダニ予防のタイミング

唐津市では5月〜12月の間、毎月1回予防薬の処方が必要です。

お薬のみの処方も出来ますが、出来れば簡単な健康チェックや爪切り等も同時に出来ますので、
ご来院されることをお勧めします。

検査・治療の費用

【確実な予防に】
錠剤タイプ
4.0kg未満 1,000円/回
4.1kg〜11.3kg 1,500円/回
11.4kg〜15.3kg 1,800円/回
15.3kg〜22kg 2,000円/回
23kg〜45.3kg 2,500円/回
【錠剤が苦手な子に】
チュアブルタイプ
5.6kg未満 1,000円/回
5.6kg〜11.3kg 1,500円/回
11.4kg〜16.9kg 1,800円/回
17.0kg〜22kg 2,000円/回
23kg〜 2,500円/回

当院では、最新のフィラリア予防の注射(プロハート12)も導入しております。

これは、年に一回の注射で年間フィラリアの予防が可能という薬です。温暖化の影響で、九州でもフィラリアの通年予防が必要になりつつあります。薬をなかなか飲まないワンちゃんや確実でしっかりとした予防を希望する方におすすめです。料金は、1年分の予防となりますが、この地域の予防期間8か月☓体重あたりのフィラリアの料金+注射料1000円で実施しております。

よくあるご質問

フィラリアってどんな病気ですか?
蚊が媒介する心臓の寄生虫です。心臓の肺動脈にソウメンのような寄生虫が形成します。心臓の中に寄生するので、フィラリアを殺しても、フィラリアは溶けてなくなるわけではなく、泳がなくなったフィラリアは肺に流れていって肺につまり、肺塞栓症という病気を引き起こします。ここで、体力のない犬たちはしんでしまうこともあります。また、フィラリアがいることで肺動脈が傷ついていきます。たとえフィラリアを治療してフィラリアをいなくすることができたとしても、傷つくことで動脈硬化が起こり、腹水が見られることがあります。これは、一度起こると一生腹水を抜き続けることとなり、治らないだけでなく、短命になります。フィラリアはとにかく予防が大事です。
室内で飼っているのですが、フィラリアの予防は必要ですか?
フィラリアは蚊が媒介します。家の中に全く蚊が入ってこないという家は余程の高層マンション以外ではないのではないでしょうか?室内犬でも外に散歩に行くことはあり、その際に感染することがあります。唐津地域はフィラリアの濃厚感染地域であり、たとえ、室内犬であってもフィラリアの予防は必要です。
秋で寒くなってきたらフィラリアの予防は必要ないんじゃないですか?
秋でも、蚊はいます。それは、夏の暑い時期にいる蚊と、秋から冬の時期にいる蚊の種類が異なるからです。以前飼っていたたうちの犬も12月まで予防していたにもかかわらず、フィラリアにかかったことがあります。温暖化に伴い、唐津地域では、1年中予防する必要が出てきています。また、フィラリアの薬で一番多いチュアブルタイプのお薬は、感染したフィラリアを1か月後、血中にできたときに殺すお薬ですので、12月に飲ませたお薬は、実際は11月にかかったフィラリアを予防しています。ですので、最低限、12月までは予防してあげてください。

スタッフアドバイス

残念ながら唐津では最も寿命に関わる病気です。毎年、フィラリア症にかかったわんちゃんの診察を行いますが、ほぼ100%助かりません。予防すれば100%防げる病気なのに。。。この時の悲しさ、悔しさは言葉にすることができません。
フィラリアにかかった本人は最初は他の誰かから被害者です。
しかし、そのあとは、周りの犬、猫、人間にもフィラリアを伝染してしまう加害者になってしまいます。これは、公衆衛生上も絶対許されることではありません。そして、そのループが続く限り、その地域からはずっとフィラリアがいなくなりません。
唐津ではまだフィラリアそのもののことを知らない人や、知ってても予防をしない人が、悲しいながら多数おられます。この悲しく、残酷なループをみなさんで断ち切りませんか?

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