鳥インフルエンザが韓国で犬に感染

こんにちは、唐津のかがみ動物病院です。

韓国で、鳥インフルエンザが犬に感染した例が報告されました。

犬はほ乳類ですので、当然、犬から人への感染は鳥からほ乳類への感染よりも容易になります。

隣の国の話だけに、そして、唐津は韓国と非常に近いだけに気になる情報ですね。

以下に、アメリカでの、鳥インフルエンザへの質問形式の説明がありましたので、載せておきます。

興味のある方はぜひ、ご一読を。

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米国ニューヨーク州保険局のウェブサイトでは、非常に有益な情報を提供していますので、それらを紹介します。
http://www.health.ny.gov/diseases/communicable/influenza/avian/questions_and_answers/animals.htm
(以下、引用及び翻訳)
Q.ペットも鳥インフルエンザに罹りますか?
A.はい。H5N1型高病原性鳥インフルエンザが発生した地域では、犬や猫、他の哺乳動物が、鳥インフルエンザに感染した鳥を食べた後に発症し、死亡する事例が生じています。

Q.私のペットに、鳥インフルエンザに対するワクチンをうつことができますか?
A.いいえ、できません。けれど、あなたがペットを守るためにできることが他にあります。

Q.鳥インフルエンザから私のペットを守るために、私ができることは何ですか?
A.もしあなたがペットのことを心配ならば、病気にかかった野生動物や死骸に触れたり、食べたりすることのないよう、家の外でペットが自由に散策や徘徊することのないようにして下さい。(鳥インフルエンザに限らず)多くの病気は、野生動物や他の動物に感染したり、死亡させたりしますし、それらの病気のいくつかは、自由に走り回るペットにも伝播します。

Q.私のペットは、私に鳥インフルエンザを感染させますか?
A.ペットから人に鳥インフルエンザが感染したと確認された事例はまだありません。もしH5N1型高病原性鳥インフルエンザがわが国で起こった場合は、ペットを、病気の鳥や野生動物に接触する可能性がないように守って下さい。それによって、ペットが感染することを防ぎます。
(引用及び翻訳はここまで)

ここでは、「室内飼育が良い」と書いておらず、「自由に散策や徘徊させなければよい」と書いているところが良いと筆者は感じました。
すべての犬が室内飼育できるわけではなく、それを安易に勧めると、飼い主の飼育放棄を招く危険性があるためです。

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引用はvm3.jpからです。

このまま鳥インフルエンザが、パンデミックしないでいてくれる事を切に願います。

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